墓じまい(改葬)について
テレビや情報誌などでも特集されており、近年、さらなる関心を集めている「墓じまい」。何をどうすれば?と情報を集めている方も多くいらっしゃると思います。
墓じまい(改葬)は、2008年度は72,483件であったところが、2018年度は115,384件(厚生労働省統計「衛生行政報告例」参照)と10年で約59パーセント増加となりました。ちなみに弊社のある静岡県は、全国で5番目に墓じまい(改葬)の多い都道府県となっています(2017年度時点)。
墓じまい(改葬)が増加した要因としては、
●少子化を背景に後を継ぐ人がいない
●お墓が遠い
●お墓で子供に負担をかけたくない
などの理由が多いようです。
お墓の引越しの手順
実際のお墓の引越し手順は以下の通りです。
1.遺骨の行く先を検討する(数多い選択肢から納得いくものを決める)
2.家族・親族・関係者(現在の遺骨の管理者)に墓じまいの連絡をする(様々なトラブルにならないように早目に伝える)
3.現在のお墓のある自治体から「改葬許可申請書」を取り寄せる
(改葬には自治体の許可が必要です。ダウンロードや郵送で取り寄せ可能な自治体もあります)
4.遺骨の受け入れ先から「受入証明書」(遺骨を託す場合)を発行してもらう
(遺骨の引越しに必要な書類です。証明書の名称は発行者によって異なる場合があります)
5.埋葬されている墓の管理者から「埋蔵・収蔵証明書」をもらう(用紙・記入欄は自治体により異なります)
6.「改葬許可申請書」「受入証明書」「埋蔵・収蔵証明書」を現在のお墓がある自治体の窓口へ提出し、「改葬許可証」を受け取る
(自治体により記述する内容が異なります。不明の場合は各自治体にお問い合わせください。)
7.交付された「改葬許可証」を現在のお墓の管理者に提示し遺骨を取り出す
(「改葬許可証」はここでは提出しません。寺院・霊園により儀式を行うこともあるので、必ず事前に連絡をしておきましょう)
8.墓石を撤去し原状回復をする。墓地の使用権を返す(跡地は更地にするのが基本です)
9.新しい納骨先に納骨する(「改葬許可証」は新たな納骨先の管理者に提出します)
2.家族・親族・関係者(現在の遺骨の管理者)に墓じまいの連絡をする(様々なトラブルにならないように早目に伝える)
3.現在のお墓のある自治体から「改葬許可申請書」を取り寄せる
(改葬には自治体の許可が必要です。ダウンロードや郵送で取り寄せ可能な自治体もあります)
4.遺骨の受け入れ先から「受入証明書」(遺骨を託す場合)を発行してもらう
(遺骨の引越しに必要な書類です。証明書の名称は発行者によって異なる場合があります)
5.埋葬されている墓の管理者から「埋蔵・収蔵証明書」をもらう(用紙・記入欄は自治体により異なります)
6.「改葬許可申請書」「受入証明書」「埋蔵・収蔵証明書」を現在のお墓がある自治体の窓口へ提出し、「改葬許可証」を受け取る
(自治体により記述する内容が異なります。不明の場合は各自治体にお問い合わせください。)
7.交付された「改葬許可証」を現在のお墓の管理者に提示し遺骨を取り出す
(「改葬許可証」はここでは提出しません。寺院・霊園により儀式を行うこともあるので、必ず事前に連絡をしておきましょう)
8.墓石を撤去し原状回復をする。墓地の使用権を返す(跡地は更地にするのが基本です)
9.新しい納骨先に納骨する(「改葬許可証」は新たな納骨先の管理者に提出します)
以上が墓じまい(改葬)の手続きと流れになります。これらをふまえ、実際に墓じまいをする「前」と「後」のイメージをしてみませんか?